金曜日にオリエンテーリングの春インカレ関係の打ち合わせがありました。 台風が近づくなか、嵐の前の静けさ、、、ではなく、普通に状況の確認です。 二つの団体が共同で作業することになりますので、問題意識を共有しておくことが大切ではありますが、ここで忘れてはならないことは、そもそもそれが本当に重要な問題なのか、ということです。一つの団体が重要だと思っても、もう一つの団体はそんなに重要視していない、なんてことは多々あります。要項発行の日取りと形式は遵守しなくてはならない、計時システムは一緒でないと無理だ、などなど、実務レベルで話す場合と概念レベルで話す場合でスタンスが変わることは枚挙に暇がありません。 その辺を一度整理しておきたいな、というのが個人的な考えでした。
オリエンテーリングの運営はお仕事ではありませんので、四六時中同じ場所で作業する訳にもいかず、だいたいはメールもしくは電話ベースで意思疎通を図ることになります。
いつになっても遠隔地でのコミュニケーションは非常に難しく、なかなか相手の空気感をつかめません。理由はいくつかあるとは思いますが、いわゆるデジタルディバイドの問題が大きいのかな、と思います。
パソコンなら毎日使ってる、という人が増えてきたことは疑う余地もありませんが、それがために使い方の差が顕著になってきたことが大きな問題のように感じます。
Windows を便利に使う方法、Word の使い方といった書籍はどの書店にも置いてありますし、インターネット上を探せばいくらでも情報が存在します。しかし、異なるバックグラウンドの人たちとコンピューターを使ってうまいこと生活する方法はありません。争点が、コンピューターを使えるか否かなのか、会話能力の問題なのか、雰囲気を感じ取れるかなのか、がはっきりと切り分けられないからでしょう。
SNS を高校生くらいから使っているような世代だと事情が異なるのでしょうが、大学卒業程度と同年代かそれより上の人の場合は、遠隔地での協調作業は苦手である、という意識を常に持っておくことが大切だと思います。いや、自分はそんなことはない、と思っている人も多いような気がしますが、相手があってこそのコミュニケーションですので、自分も苦手かも、と思うようにしておいた方が余計な波風が立たない気がします。
なんとなく上記のことに起因すると考えた理由は次の通りです。どうしようもないことが多いですね。OTL
- 圧迫感/臨場感不足
- レスポンスが遅いことによるイライラ
- 文章がヘタ
- 話し言葉と書き言葉に区別がない
- 教えてくれる人がいない
さて、話を戻して春インカレです。
実施規則に準拠して、11月には公開できるように進めます。つまり、10月中には完成させなくてはなりません。
今回は二つの団体が共同に近い形で要項を発表することになりますので、作業の切り分けと詳細な詰めは念入りに行わないといけないと考えています。
当面の問題は、概念レベルから実務レベルまでを含んで全体の青写真を描けている人がいない、ということでしょうか。かなり致命的な問題のような気もしますが、少しずつ手探りでまとめていかなくてはいけません。恐らく、この辺の作業は自分がやるのでしょうねぇ。。。
大雑把な枠組みとしては、全体を包括する仮想的な大会があり、その中に二つの大会がある、というイメージとなります。ただ、どちらの大会も実施規則の制約が多そうなので細かい配慮が必要になりそうです。一度きりとはいえ複雑な印象は拭えませんね。
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