2010年5月9日

スマートフォンに変更

10年近く au の携帯電話を使ってきましたが、docomo の Xperia™ に機種変更しました。6月には au からも Android 端末 (ネットブックとスマートフォンの中間であるスマートブックという位置付けらしいです) が発売されるようですが、重量が 200g を超えるのは嫌だなぁ、ということと、一番最初に買ってもらった端末 (二台目に自分で買ったのも) はソニー・エリクソンだったなぁ、ということで変更しました。キャリアを変えるとメールアドレスを変更してなくてはいけませんが、MNP (Mobile Number Portability) のお陰で電話番号はそのままです。通信会社に支配された世界ではなく、スマートフォンがもっと一般的になってくればメールアドレスも Gmail のような Web メールだけで事足りるようになるはずですので、自由にキャリアを変更できるようになると良いなぁと思います。

さて、一週間くらい使ってみましたので、Android および Xperia™ の感想をまとめておきたいと思います。

Google アカウントとの統合

Android のウリのひとつは、Google のサービスを使いやすい、ということです。Gmailと Picasa が標準的にサブメニューに入っていますので、比較的迷うことなく目的の操作を実行できます。アプリケーションは初めからインストールされていますので、アカウントさえ持っていればすぐに使い始められます。YouTube も簡単に視聴できるので暇つぶしには嬉しいですね。アドレス帳は Google から同期できますので、インターネット上で管理していれば移行は簡単です。とはいえ、アドレス帳は vCard (たいていの携帯端末で SD カードに保存できる形式) でインポート / エクスポートできますので、管理方法によりけりといった感じでしょうか。

Google の Web サービスは API が公開されていますので Android でなくとも (iPhone などでも) この利点を享受出来ますが、これまでの携帯電話に比べれば便利になったなぁ、とは思います。

Android マーケット

Android 自体はオープンに開発が進められていますので、たくさんのアプリケーションが開発されています。iPhone とは異なりアプリケーションの審査などはありませんので、玉石混淆の中から選択しなくてはいけません。何があるか分からなくて不安、ということもあるとは思いますが、歴史を顧みると、利用者が増えれば自然と淘汰が進んで行きますので、この問題はそのうち解決するものと思います。まぁ、ドコモマーケットがいつまで続くのかなぁ、というのは意見が分かれるところでしょうか。

アプリケーションを探す上で大事なことが、Android 自体のバージョンです。今の Xperia™ はバージョン 1.6 を使っていますが、Android の最新バージョンは 2.1 です。このため、アプリケーションがあるはずなのに... と思って探していても、バージョン 2.1 でしか使えない、ということがありえます。年末にはXperia™ のバージョンアップも予定されていますので、しばらくは待ち、になるでしょう。なお、その頃には Android のバージョン 2.2 がリリースされるかもしれませんので、依然としてちょっと遅れている感は否めないかもしれません。

ソーシャルメディアとの統合

Xperia™ の特徴のひとつとして、ソニー・エリクソン独自のアプリケーションが挙げられます。中でも Timescape™ と Mediascape™ があります。Timescape™ は Twitter、Facebook、mixi のタイムラインと、受信メール、電話履歴および撮影した写真などを全て並べて表示してくれます。要するに、その人の日常が全部まとまっている、ということです。その性質上、消費電力が多くなってしまうことは否めませんが、年末に予定されているアップデートでその問題も少しは解消されることが予想されています。Mediascape™ は、まだあまり使っていませんが、音楽、動画、写真を管理するアプリケーションです。お気に入りや Web サービスとの連携を管理してくれます。

どちらのアプリケーションも最近流行のタイムラインを強く意識していることは確かです。従来型携帯電話の主要なコミュニケーション手段は E メールであり、特定の相手と一対一、あるいは一対他でやり取りすることが想定されていましたが、ソーシャルサービスとの結びつきが強くなることにより、なんとなくダラダラ、というコミュニケーションが増えていくのかなぁ、と思います。もちろん、現状でもモバゲータウンなどのソーシャルゲームは急成長していますが、端末にインストールして使うネイティブアプリケーションが増えてくると、今とはちょっと異なるコミュニケーション手段も生まれてくるのではないでしょうか。単一のサービスだけでなく、複数のサービスを束ねて管理できるアプリケーションの人気が高まるような気がします。

ケータイメール

「ドコモにしたよ」と言うと、「XXXXの後にアットマークで docomo ね」が定番でしたが、スマートフォンの場合は mopera を使います。mopera は Web メールも使えますので、長いメールをパソコンから書くこともできて便利なのですが、受信側のフィルタ設定によっては届きません。実際、両親に同時にメールを送ったら片方には届いたもののもう片方には届いておらず、実家に帰ったら怒られました(笑) すぐに会った人には事情を説明して設定すれば問題ありませんが、メールアドレスの変更通知を送ったけれども、実は届いていない... という相手もそれなりにいると感じています。相手がドコモの場合は大元のフィルタ設定が対応しているそうですが、他のキャリアの場合は分かりません。微妙に閉じた空間での E メールの弊害と言えるでしょう。

なお、Xperia™ のメールソフトはパソコンなどで使うメールソフトと同様に、POP サーバ (メールを受信するためのサーバ) と SMTP サーバ (メールを送信するためのサーバ) を指定します。このため、mopera だけでなく Yahoo! メールなどを設定することもできるでしょう。ケータイに送ったときにフィルタで弾かれてしまうリスクは変わりませんが。

バッテリーの消費

何と比較するか、どのように使うか、にもよりますが、自分の場合はバッテリーが二日か三日くらいしか保ちません。ノートパソコンに比べればマシですが前のケータイに比べると驚くほどにバッテリーを消費しています。毎晩充電を忘れなければ問題ありませんし、USB でパソコンに繋いでおけば気にすることではありませんが、以前に比べて電池がすぐになくなるなぁ、というのはネガティブな印象です。充電するためにマイクロ USB 端子のキャップを開けるのが億劫です。

全体として

タッチパネルに慣れ切ってはいないものの、全体としては満足しています。機種変更にはそれなりのお金がかかってしまいましたが、えいっ、と変更して良かったと思います。カメラも800万画素なのでデジカメにもなりますし、そのまま加工、Picasa へアップロード (大きなデータのアップロードには WiFi 接続が必要です) できるのは嬉しいですね。しばらくは遊べそうなおもちゃができて何よりです。

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