「はじめよう! 要件定義 ~ビギナーからベテランまで」(技術評論社)を読みました。
プログラミングの技法やフレームワークなどを使って「どうやって作るか」については知見が急激に増加してきている一方、そもそも「何を作るか」については取り残され気味であったとの著者の課題意識から出発している書籍です。
「UI」「機能」「データ」の3つにポイントを絞って平易な文章で書かれており、少しずつ順番に説明が進むため、2〜3時間くらいでスッと読める一冊でした。
特に、準備編と助走編まで(ページ数としては半分くらい)は、システム開発やプログラミングの経験があまりない人にも読んでもらえると、基本的な認識を揃えることができてコミュニケーションが少し円滑になるのではないかと思います。